給与時の所得税計算・年末調整に関係あり!甲欄・乙欄・丙欄の違い

ずぶです。

日ごろから甲欄・乙欄・丙欄の違いを考えている方はそういらっしゃらないと思います。

これからもうすぐ迫っている年末調整に大きな関係があります。しかし、これから年末調整書類の提出時期が迫っている方、もうすでに提出が済まれた方、あまり自分には関係ないと思っているかもしれません。

本日はそんな方たちに向けて、年末調整や毎月の給料計算時の甲欄・乙欄・丙欄の違いをまとめてみました。

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甲欄・乙欄・丙欄の違い

まず前提として、給与計算における源泉所得税の計算は「給与所得の源泉徴収税額表」に基づいて、支払いの都度求められます。
上記の表は、「月額表」「日額表」「賞与分」の3種類があり、この3種類と甲欄・乙欄・丙欄の組み合わせで具体的な金額が決定します。
税額表は国税庁のホームページで確認できます。

では、具体的に甲欄・乙欄・丙欄の違いを見ていきましょう。

甲欄

年末調整時に「給与所得者の扶養控除等(移動)申告書」を提出している会社については甲欄で計算します。
上記の月額表・日額表や賞与の税額表で、甲欄の方は、その月・その日・賞与から社会保険料を引いた金額(行)と扶養人数(列)が交わった位置の源泉所得税を毎月の給与から天引きします。

乙欄

二つ以上の会社やパート・アルバイトをしている場合、年末調整時に扶養控除等申告書を提出していないほうが乙欄です。
税額表には乙欄の列があるので、扶養人数は関係なくその月・その日・賞与から社会保険料を引いた額に応じて源泉所得税が引かれます。

甲欄・乙欄の違いについて多くの方が、主に働いているところは甲欄、サブで働いているところが乙欄、と勘違いしていることが多いです。
収入が少ないほうで扶養控除等申告書を提出すればそちらが甲欄となりますので注意してください。

※12月31日時点で2か所以上で給与所得がある方は、必ず確定申告が必要です。

丙欄

これは上記二つとは意味合いが少し違います。
日額表の税額表にだけ記載があり、日雇いの人や短期間だけのアルバイト(海の家等)などに一定の給与を支払うときのみ使われます。

国税庁がだしている源泉徴収税額表は概算!?

以前の記事で毎月の源泉所得税額は概算とお伝えしましたが、それは国税庁が出している源泉徴収税額表が概算だからです。

この記事でも書いたように、源泉所得税の年税額はあくまで1月1日~12月31日の給与金額が決定しないと計算できません。そのため国税庁も「毎月の源泉所得税額はこの表でおおまかに計算してくださいよ。そして最後にちゃんと年税額を計算してくださいね」としているため概算となっています。

毎月の源泉所得税額が間違っているか確認できます!

これで甲欄・乙欄・丙欄の違いが分かりました。
ところで、あなたの毎月の源泉所得税は正しく計算されていますか?

確認してみましょう!(丙欄はここでは考えないことにします)

まず、甲欄か乙欄を確認してください。甲欄が去年末に扶養控除等申告書を出したほうですよ。

甲欄の方は次に扶養人数を確認します。
源泉所得税の扶養範囲は、103万円以下の給与所得の配偶者・16歳以上の親族(12月31日現在)などです。

国税庁のホームページから給与所得者の源泉徴収税額表の月額表を開き、甲欄の方はその月の給与から社会保険料を引いた額と扶養人数の交わったところの金額がその月の源泉徴収額です。
乙欄の方は右のほうに書いてある金額です。

間違いなかったですか?

まとめ

税金に関係することは普段なかなか考えることはないと思いますが、実は日常生活とかかわっていることが多いです。

今回の甲欄・乙欄・丙欄も知らなくても生活できますし、関係ないと思われがちです。
しかし、どういった仕組みか知っているだけで毎月多く引かれていて腑に落ちない税金も、納得感が出てきやすくなるのではないでしょうか。

納得感が出てきやすくなればいいなと思います。

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