座位時間と総死亡リスクについて調査したところ、1日の総座位時間が4時間未満の成人に比べて、8~11時間の人だと15%増、11時間以上だと40%増、ということがわかった
オーストラリア・シドニー大学調査結果
そんなショッキングなニュースを目にして身を震わせている在宅ワーカーの管理人です。
長い日には15時間も座り続けている日もあるので、わたくしの死亡リスクはどれだけ高まっているのか…。
そんな現状を知ってか知らずか、FITUEYES様から卓上スタンディングデスク(SD108001MB)を提供していただきました。
実際に1週間程度使ってみた感想を良い点悪い点含めてレビューしていきます。
FITUEYES SD108001MB レビュー
ざっくりとした結論としては以下の通り。
○組立無しのため設置まで早い
○無段階調整でベストポジションの高さにできる
○持ち運びできる机としても使用可能
○本格的なものと比べると導入しやすい
△個人的には作業用机としては狭い
△モニターを乗せたままの操作は危険
ただ、管理人は常時設置しているわけではありません。作業範囲が狭いのと、モニターを乗せたままの操作が危険なんですよね。
1週間使ってみて「”座りっぱなしに疲れたor飽きたorリフレッシュしたい”ときに、ここぞというタイミングで1時間程度立って作業」ってのが現状ベスト。
不思議なもので、立った状態になると再度やる気が出てモリモリ作業が捗るので現時点では”使えるアイテム”の一つとして重宝しています。
今まではモチベーションが下がるとYouTube・Twitter・アニメ・マンガのどれかに時間を取られていることを考えれば、もっと早く導入してたらよかったです…。
スペック
FITUEYES「SD108001MB」 | |
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寸法 | 幅785×奥行520×高さ55mm |
本体重さ | 10.8kg |
耐荷重 | 10kg |
高さ範囲 | 55~410mm ※無段階調整 |
調整方法 | ガススプリング式 |
公式サイト | https://www.fitueyes.com/ |
作業スペースはそんなに広くありません(下に詳細画像を置いてます)。
注意点「耐荷重を確認」
ここで注意点を一つ。
今お持ちのデスクの上に置いて使おうとしている方は、耐荷重を確認してから使用してください。
本体重量が約10kgほど、その他モニター・ノートパソコン・キーボードなどを乗せることを考えると15~20kg程度は見ておいた方がよいかと。
おそらく普通のパソコンデスクであれば問題ないとは思います(ざっと確認してみるとほとんどが耐荷重20~40kg)。
もし耐荷重オーバーをしていた場合、いつ壊れてもおかしくないようです(試してないので真偽は不明)。
実際使ってみた感想
○組立無しで設置まで早い
パソコンデスクは到着してから組み立てが必要なものが多いですよね。
その点、『FITUEYES』のスタンディングデスクは到着後箱から出して設置するだけで完了。
到着してからの煩わしい組立作業がないのは高ポイントです。
○無段階調整なのでベストポジションで作業可能
無段階調整なので自由に高さを変えられるのは嬉しい。段階式なら「あとちょっとだけ高く(低く)したいのに…」ってこともありえますからね。
※調節の仕方は、サイドにあるバーを握ってデスクを上下するだけ
昇降時、スムーズに操作できるよう足の一部が回転するようになっています。
レバーがあるほうが起点になるため上げるときは右側に、下げる時は左側に天板が動きます。
ちなみに一番挙げた状態だと、身長170cmだと高く感じます(パソコンデスクの高さは70cm)。10cmぐらい下げて使ってちょうどいいです。
なので180cmぐらいまでなら対応できそう。
○持ち運びできる机としても使える
スタンディングデスクとして使う方がほとんどだと思いますが、ちょっとした持ち運び用の机としても活用することが可能です。
例えば、”一人暮らし用の食卓替わり”や”ちょっとした作業机”など自分のライフスタイルに応じて活用方法は多様。
使い終われば片づけられるので部屋のスペース節約にもなります。
○本格的なスタンディングデスクに比べて導入しやすい
本機の最大の魅力は導入のしやすさ。今お使いのパソコンデスクがあれば気軽にスタンディングデスクの導入ができる点です。
値段もAmazonや楽天市場なら1万円程度と手が出しやすいのも○。
個人的には、導入してから作業効率が上がったので1万円ぐらいならすぐに元が取れそうな感じではあります。
△普段使ってる机に比べると狭い
普段作業用に使っているパソコンデスクの広さが”横140×奥行70cm”。割と広めでデュアルモニター環境でゆったり作業できるスペースがあります。
それと比べると本機は”横78.5×奥行52cm”と、この差はやはり大きい。個人的にはデュアルモニターにできないのはマイナスポイント。
なので冒頭に言った通り、”座り作業に飽きたor疲れた”ときに1時間ほど登場させる使い方が個人的にはベストでした。
ただ、「普段からノートパソコンで作業している人」や「そこまで広さは必要ない人」には十分な作業スペースは確保できます。
14インチノートパソコンにマウスを置くスペースは十分。液タブでもこれぐらいスペースがあれば十分置けると思います。
△モニターを乗せたままの昇降はやめておいたほうがいい
使い始めだけかもしれないですが、一番高く調整すると下降操作時にぐっと力を入れないと下がりません。
その際、わりとグラグラするのでモニターを乗せたままだと少し危険。一旦本機の上からモノを無しにした状態で昇降させたほうが安全です。
その辺は電動に比べると不便に感じるかもしれません(電動スタンディングデスクは比べ物にならないぐらい高価格ですけどね)。
FITUEYES SD108001MB レビューまとめ
- お手軽にスタンディングデスク化できる
- 安さの割に作りはしっかりしている
- 広さを求める人には向いていない
まとめるとこんなところでしょうか。
卓上スタンディングデスクの良い点は”使いたい時だけ使える”こと。パソコンデスクに置きっぱなしにしなくてもいいの個人的に一番嬉しいポイント。
あと、ちょっとした持ち運び用の机代わりにも使えるのも地味に便利です。
1万円程度の予算でスタンディングデスクの導入を考えている方なら満足できるのではないでしょうか。
以上、『FITUEYES』のスタンディングデスク(SD108001MB)のレビューでした。
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