税理士事務所に勤める社会保険労務士の仕事内容

ずぶです。

社会保険労務士(以下 社労士)ってご存知ですか?
ある程度の規模の税理士事務所になると、所内に社労士を雇うことがあります。

僕が勤めている事務所にも社労士が数名在籍しております。

そんなわけで社労士のあなた!社労士を目指しているあなた!
税理士事務所内で働く社労士の仕事内容をご紹介します!

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そもそもなぜ税理士事務所に社労士が在籍するのか

税理士事務所は「税理士」がいれば成り立ちます。
ではなぜ社労士が働く必要があるのかいくつか理由があります。

お客さんからのニーズに最大限答えられる

税理士の仕事のおおまかな部分は以前記事にしました。

転職希望の方!税理士事務所勤務の僕の仕事内容
ずぶです。 最近どこの企業も人手不足で困っているという話をよく聞きますよね。正社員もアルバイトも人手を確保するだけで一苦労で、完全に売...
この記事の一部に「税理士は経営者の一番の相談相手です」と書きました。
もっと具体的に言うと、お客さんとの面談で一番重要なのは「今お客さんは何に一番困っているのか」を素早く察知してあげる。そして解決に導いてあげることです。

経営者の悩みの中で多いのが”労務関係”です。
つまり社会保険料についての知識、従業員との間の雇用契約書や就業規則等のトラブル対策、そして従業員との間でトラブルが起きたときの対処法、などが悩みの種であることが多いです。

所内に社労士がいれば、目の前の経営者の悩みを解決できるチャンスが多くなります。そしてスムーズに解決できることができれば、より信頼関係が結べるというわけです。

逆に個人で税理士事務所をやっている税理士はここら辺の悩みを相談されても「僕ではちょっと解決できないんで、知り合いの社労士に頼んでみますわ。すいません。」ということになり、信頼獲得のチャンス・報酬獲得のチャンス逃してしまうことになります。

ずっと経営者の一番の相談相手でいるために、よりニーズに答えられるように在籍しています。

税理士事務所内の労務関係も任せられる

自分のところの労務関係もすべて任せられるので一石二鳥です。

所内に社労士がいなければ外注に出すか、自分で手続きをすべてやらなければなりません。
税理士はただでさえ忙しいのに慣れていない業務を自分の手でする必要もないです。

そんな時に所内に社労士がいればすべて任せられるので助かります。外注に出す手間や料金に比べメリットが大きいです。

対外的に信頼感を得やすい

税理士事務所のほとんどは5人以下の小規模事務所です。これも以前記事にしました。
したがって必然的に世の中の中小零細企業の顧問税理士は小規模事務所が多くなります。

そんな状況の中、社労士を雇えるぐらい規模の大きな事務所って事実は対外的なアピール手段としておおきなメリットがあります。しかも顧問先の獲得にも大きな武器になるのです。
「うちで税理士の顧問契約をしていただけたら、社労士顧問もセットにして割引しますよ」ってな具合でどんどん顧問先を獲得していけるわけなんです。

所内に社労士を雇うことは、ブランド力のアップ・顧問先の増加・客単価の増加など、いろいろな面でメリットが大きいことなんです。

税理士事務所内の社労士の仕事内容

僕が勤めている事務所を例にして具体的な仕事内容を書いていきます。

1、顧問先の給与計算

今のところこの業務がメイン業務ですね。
給与計算の契約をしているお客さんから、タイムカードや出勤簿から当月の給与の計算を毎月していきます。従業員数は多いところで500人超のところもありボリュームはけっこうあります。

毎月の締め日から支給日まで時間的にタイトな顧問先もあるため、正確にそして迅速に計算していく必要があります。
給与計算が終了すれば、給与明細の作成・発送までして納品、という流れになります。

2、社会保険料・雇用保険料の加入・喪失手続き

社労士顧問している顧問先で、従業員の採用があった連絡を受けたら社会保険料や雇用保険料の加入手続きをする必要があります。
そして従業員が退職した旨の連絡を受ければ喪失手続きをしていきます。

3、産休・育休や助成金関係の手続き

顧問先従業員の産休や育休の手続き、キャリアアップ助成金などの助成金関係の手続きをしていく業務です。
これらの手続きは比較的長期間の手続きであるため、一定のタイミングで書類を出し忘れないことや、顧問先への連絡などをこまめにしていく必要があります。
また、助成金の手続きには就業規則の作成が必須です。会社として作成していない企業には助成金を受けれる就業規則の作成も業務の一部となっています。

書類の出し忘れ等をしてしまうと、クレームや最悪顧問契約の解消などにつながってしまうため注意が必要です。

ちなみに、僕の事務所ではこのミスが原因でお客さんが怒って契約解消されました。シビアな世の中です。

4、労務関係の調査立ち合い・資料作成

最近、社会保険料の加入をしていない企業に対してめちゃくちゃ厳しく指導が入ります。

その関係でパートやアルバイトに方を対象に雇用保険の加入状況を調査することがここ数年増えてきています。週に20時間程度働いている場合、「雇用保険に入らないとダメでしょ!」といった指導です。

そういった指導に対しての対応や資料作成等の業務があります。

5、経営者の相談相手

結局のところ、これが一番大事な仕事かもしれません。

同僚の社労士が、「訪問してもほぼグチを聞かされるだけ。グチ聞いてお金もらってるみたいなもんやで。がはは!」って言ってました。

経営者は孤独な立場ですので、一人でもグチを聞いてくれる人がいるのは心強いようです。

社労士として働き方は様々

今回話した税理士事務所内で勤める働き方の他、開業してバリバリやっていく、企業内に入って人事・総務の責任者として働く・個人でゆるくやっていく・ハローワーク等に勤めるなど、いろいろな働き方ができるのが特徴ですね。

目指している方は、社労士になってからの働きかたも考えて就職や開業していく必要がありそうですね。

まとめ

税理士事務所の中で働く社労士のイメージは湧きましたか?
社労士の資格を取って、税理士事務所で働く選択をすることはきっと稀なことではないでしょうか
ですが、何かの縁でそういう状況になった場合、きっといろいろ勉強できることは多いと思います。

具体的な業務内容は社労士事務所で働くのと大差ないかもしれないですが、税理士事務所に社労士がいる意味を考えれば、やりがいがある仕事かもしれません。

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