今まで興味なかったけど、実はアメフトってめちゃくちゃ面白いんじゃね?

雑記

ずぶです。

今日の昼、アメリカンフットボール(アメフト)の大学西日本代表決定戦をテレビで放送しているのをたまたま見ました。
立命館大学VS関西学院大学の試合で、甲子園ボウル(日本一決定戦?)への切符をかけての大一番の試合だったらしいです。

アメフトとの接点は”アイシールド21”(ジャンプでやってたアメフトマンガです。懐かしい)ぐらいで、しかも10年以上前のことでほとんど覚えてもいません。

アメフトの試合を最初から最後まで見たのは初めてだったんですが、これがまためちゃくちゃ面白い!

素人ながら「ここが面白かった!」っていうところと、簡単なルールをまとめます!

 

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アメフト面白ポイント① 守備側・攻撃側が交互でわかりやすい

僕は小学校からサッカーをやってまして、よく人から「サッカーは展開が早すぎて、今どうなってるか理解できないから見ない」という事を言われます。
ある程度見慣れないと、攻撃と守備が一瞬で切り替わるのは分かりづらいですかね?(それが面白いんですけどね)

その点アメフトは「今はAチームが攻撃、Bチームが守備」がわかりやすいです。一部例外がありそう(すみません。詳しいルールはわかりません)ですが、野球ぐらいはっきりしています。

攻撃側・守備側がわかりやすいということは、応援に力を入れるポイントがわかりやすいですよね。自分が応援しているチームが攻撃側だったら全力で応援できます!

 

アメフト面白ポイント② 緻密で多彩な攻撃バリエーションの多さ

もちろんチーム戦略とかチームカラーにもよるでしょうが、今日見ていた試合だと関西学院大学の攻撃が面白かったです。

例えば、クォーターバックの選手(攻撃の司令塔の役割?)が”ボールを落としたフリ”をしたをした攻撃の場面があったんです。
僕もテレビの前で「あっ!落とした!」って一瞬思ったんですが、その直後何事もなかったようにパスを出し攻撃が成功。解説の方も「今のは落としたフリですね~。いや~細かいところまでよく練られた見事な作戦です」という一言でようやく理解できました。普通に騙されます。

どの攻撃でも同じように攻めるのではなく、相手の守備の仕方に応じて柔軟に攻撃バリエーションを変化させますので、見ていて全然飽きませんでした。

 

アメフト面白ポイント③ 守備時では一致団結!

今日初めて気づいたんですが、アメフトって攻撃時と守備時に選手交代するんです。知ってました?
守備にだけ出てくる選手の役割は”とにかくボールを前に運ばせない”ことだと解釈しました。そのために、”とにかく自分に与えられた役割をやり遂げる!”って思いが画面越しにも伝わってきました。

そして最大の見せ場だと思ったのが、インターセプト!(相手のパスをキャッチすること)
インターセプトに成功した選手の喜びよう、他の選手の”よくやった!”感がすごかったです。インターセプトしたら攻撃権が自チームに移るようでした。

この瞬間は熱くなること間違いなし!

 

アメフト面白ポイント④ ルールが比較的シンプル

攻撃側のチームは”とにかく前へボールを運ぶこと”です。
攻撃回数に制限(4回?)があって、その回数以内で得点を目指します。
決められた距離以上(10ヤード前進?)を超えてボールを前に運べた場合は、攻撃回数がリセットされて1回目から始めることができます。

それ以外に特に難しいと思ったルールがなく、しかも審判も反則があった場合「○○の反則のため△△になります」と説明してくれます。

 

アメフト面白ポイント⑤ 超ロングパスの気持ちよさ

クォーターの選手から放たれるきれいな放物線を描いたボールを、味方選手が見事キャッチした時の気持ちよさは半端じゃないです!
僕はこれがアメフトの一番の見どころではないかと思いました!

 

アメフトのルールを簡単にまとめ

1Q12分(15分の場合もある)の4Qまで行う。1Qごとに陣地交代。2Q後にハーフタイム。

オフェンス① 攻撃権は4回

4回の間で相手のエンドゾーンを超えることを目指す。

途中で10ヤード進んだ場合は攻撃権は復活。(後述)

オフェンス② パスかラン

【パスプレー】
攻撃を始めた地点より前でのパス禁止。前に投げるパスは1回しか投げることができない。成功の時は、レシーブした選手がタックルされた地点でプレー終了。失敗した時は元の位置から次の攻撃。

【ランプレー】
ボールを持って走るプレー。ランナーがタックルされた地点でプレー終了となります。

オフェンス③ 10ヤード前進

4回以内の攻撃で10ヤード以上進むと、新たな攻撃権を獲得。これを「ファーストダウン獲得」と呼ぶ。

出来なかった場合は以下の3つの内から選択。

  1. フィールドゴールを狙う:相手エンドゾーンに近い場合、ポールの間に蹴って3点を狙う。
  2. パントを蹴る:次の相手の攻撃を不利にするために相手陣深くまでボールを蹴り込んでから攻守交替。
  3. ギャンブルを行う:攻撃を続行して、ファーストダウン獲得やタッチダウンを狙う。10ヤードに届かなかった場合、その地点から相手の攻撃になるので「ギャンブル=賭け」と呼ぶ。

オフェンス④ タッチダウン

相手のエンドゾーンまでボールを持ち込んだり、パスしたボールを相手エンドゾーン内でキャッチすると「タッチダウン」となり、6点加算。

タッチダウンすると、ポイントアフタータッチダウンの攻撃をします。相手陣3ヤードの地点から、キックをゴール内に蹴り込むと1点、パスかランでエンドゾーンにボールを持ち込むと2点が追加。

再開 攻守交替

フィールドゴールやポイントアフタータッチダウン後は、特典を取ったチームのキックオフでプレーを再開。

移行オフェンスとディフェンスを入れ替わりで行う。

タイムアウト

両チーム前後半で3回ずつの権利がある。主に戦術確認のため。

反則

反則があった場合は、審判が黄色いフラッグを上げる。

主な反則は

  • オフサイド:攻撃が始まるより前に、ディフェンスの選手がニュートラルゾーンに入ってしまう ⇒ディフェンスが5ヤードの罰退
  • クリッピング:オフェンスの選手が、ディフェンスの選手の背後からブロックする ⇒オフェンスが10ヤードの罰退

試合終了

残り時間が0秒になったところで、審判が試合終了の宣告をして試合終了。トーナメントの場合は、延長戦(タイブレーク方式)を行って勝敗を決める。

 

以上です。比較的簡単ですね!

 

最後に

たまたま見たアメフトが予想以上に面白かったので記事にしてみました。
ルールを一切知らない僕が見てもわかりやすくシンプルだったのが良かったですね。イメージとしては”野球・ラグビー・サッカー・バスケの面白い部分を上手く融合したスポーツ”っていう感じがしました。

今日の試合は関西学院大学が勝利し、東日本代表の早稲田大学と日本一をかけて2016年12月18日に試合があります。
少しでも興味がある方はぜひご覧くださいませ。

【追記】2016年12月18日
31対14で関西学院大学が勝ちました!おめでとう!

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