腕時計の正規輸入品・並行輸入品の「違い・メリット・デメリット・並行差別」

腕時計

販売店によっては”並行輸入品”と記載されているのを見たことありませんか?

「並行輸入ってなんだろう」

そんな疑問にこたえるべく、この記事では

  • 並行輸入品・正規輸入品とは何か
  • メリット・デメリット

この2点をできるだけ詳しく説明していきます。

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正規輸入と並行輸入とは

簡単に図でまとめたのでまずはご覧ください

並行輸入・正規輸入イメージ

なんとなくイメージできたでしょうか?

簡単にまとめると

①正規輸入:メーカーやメーカーが認めた正規代理店等から直接輸入するルート。「正規メーカー保証書」が付属されている
②並行輸入:輸入業者等の第三者から輸入するルート

メリット・デメリット

メリット

①正規輸入
腕時計メーカーと提携している正規の代理店のため、偽物の可能性が限りなくゼロです。ブランドイメージを下げるような安売りもほとんどないようです。
ロレックスなどの高級時計や、確実に本物が欲しいときは正規輸入品を購入したいですね。

②並行輸入
正規輸入品に比べかなり安く購入することができます。並行輸入店など販売するため、円高還元セールをしたり下取りも手厚い場合があります。
そして、もう一つ魅力的な点としては日本未発売のモデルが発売されることがあること。メーカー未発売でも並行輸入品で出回ることがあります。

デメリット

①正規輸入
値段が正規の値段でしか購入できないこと。並行輸入品と比べるとどうしても差が出てしまいますね(とはいえ正規店はメンテナンスやサービスが優れています)。
そして日本未発売モデルは正規輸入品で購入できません。

②並行輸入
第三者が関わっているため、偽物だったり傷物が出回る可能性が出てきます。知らず知らずのうちに偽物を売りつけられている可能性もあります。購入する店舗はしっかり選ばないといけません。
メーカー保証の対象外になることも。後述するオーバーホ―ル等の並行差別なんかもその一例ですね。

並行輸入品の偽物を防ぐためには

偽物をつかまないために気を付けておくこととしては

  1. きちんと会社の形態があり店舗があること
  2. あまりに安すぎるものは要注意

この2点でしょうか。

Amazon等のネットショップでも、安すぎる値段で売られている場合は偽物の可能性があるため要注意。
個人的には並行輸入品を買うならAmazonよりも楽天市場の方がおすすめ。店舗が選べますし値段の相場がわかりやすいのでの安心感はあります。

 

並行差別とは

「並行差別」

その名の通り、並行輸入品を差別することです。

機械式時計のオーバーホール(分解洗浄)時、正規品のみ特別割引をおこなっているブランドがあります。
なかには並行輸入品の場合オーバーホール自体受け付けてくれない、もしくは正規品より高額になってしまうブランドもあるようです。

せっかく安い値段で買った愛用腕時計を長く使うためのメンテナンス代が割高だったら元も子もないですよね。

ただし、特定のブランドのみのお話です(ここでは名前を挙げないので各自調べてみてください)。

ちなみに世界ナンバーワンの腕時計グループ「スウォッチグループ」は並行差別をしていないことが知られています。
「スウォッチグループ」の主なブランドは、オメガ・ロンジン・ハミルトンなどがあります。

 

【結論】何を重視するかによって決める

正規輸入・並行輸入のどちらにもメリット・デメリットがあります。

どっちの選択が正解かは、結局のところ個人個人が何を重視して腕時計に携わるか、が重要だと思います。

ですので、本物の安心感が重要だと思っている方は正規輸入品を選ぶのが正解。安さが重要だと思っている方は並行輸入品を選ぶのが正解。

高価な買い物なのでいろんな角度から考えてみてください。

 

おわりに

正規輸入と並行輸入の違いやメリット・デメリットについてお話ししました。

どちらを選んでも今後の腕時計ライフにとって、納得のいく選択をしたいところですね!

では良い腕時計ライフを!

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