家具や雑貨で大人気の北欧デザイン。シンプルでおしゃれなデザイン・独特な色使いなど、魅力的で惹きつけられますよね。
流行りに左右されないデザインが多くて長い間愛用できるのも嬉しいポイントです。あまり知名度は高くないですが、最近では数多くの北欧腕時計ブランドが誕生しています。
この記事では、”国別の北欧腕時計ブランド一覧”と”おすすめメンズモデル”を紹介しています。ぜひ腕時計探しの参考にしてください。
デンマークの腕時計ブランド
アバウトヴィンテージ
2015年、デンマークのコペンハーゲンで誕生した『ABOUT VINTAGE(アバウト・ヴィンテージ)』。北欧ブランドらしいミニマルなデザインと高級感を兼ね備えた新鋭ブランドです。
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アルネヤコブセン
デンマークの偉大な建築家でデザイナーの『ARNE JACOBSEN(アルネヤコブセン)』の名前が付いたブランド。彼が建築物設計の際にデザインした掛け時計を、そのまま腕時計にしたものです。
60年以上も続く伝統的なデンマークデザインが特徴的。掛け時計や置時計と合わせて購入するのも統一感が生まれて良さそうですよね。
基本的には「白文字盤・三針・黒革ベルト」モデルが多く、結婚式などの冠婚葬祭にもってこいのデザインになっています。
≪一押しモデル≫
ベーリング
北欧特有のミニマルなデザインが印象的ですが、それよりも素材へのこだわりを強く持つブランドです。
その例として、多くのモデルに「サファイアガラス(高級時計でも使われる素材)」を使用。表面にキズが付きにくくなっています。
使いやすさも一級品。
使う人が必要としている機能をデザインに落とし込むことで、デザインと機能面が融合していてさりげない使い心地が表現されています。
それでいて1万円台で購入できるモデルも多く、大学生はもちろん新社会人はオンもオフも使えて大変おすすめのブランドです。
≪一押しモデル≫
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ブルブル
2013年、デザイナー「ヤコブ・ユール」によって誕生した新鋭ブランド。
まず何より独創的でオリジナリティ溢れるデザインに目が行きますよね。
ほぼ全てのモデルが秒針・インデックスすらない究極的なミニマルデザイン。『ブルブル』の魅力はその印象的な見た目だけじゃなく、高品質な素材を使った高スペックな点。(そのため値段は上がりますけど)
なかなか面白いブランドではないでしょうか。
≪一押しモデル≫
コプハ
腕時計を「時間を確認するための道具」としてではなく「ファッションの一部としてデザインする」がコンセプトのブランド。
ストリートファッションでもフォーマルでも合わせることができるモデルを発売しています。
他の北欧ブランとは違い、”紫や緑の派手なカラー”や”ダイバーズウォッチ風デザイン”があったりと遊び心が感じられるブランドでもあります。
≪一押しモデル≫
ヤコブ・イェンセン
デザイナー「Jacob Jensen(ヤコブ・イェンセン)」が自身の名前を冠して主催するデザインブランド。”オーディオ機器・電話機”などは世界的に高い評価を受けています。
NY近代美術館MoMAのコレクションには彼のデザインが19点も納められています。
そんな一流のデザインを腕時計に。
ミニマルでモダンなデザインでモノトーンカラーのモデルが多いですが、クロノグラフモデルや独創的なモデルまで揃えられています。
≪一押しモデル≫
ラースラーセン
上質な大人のための腕時計でありながら、手頃な値段で提供した「日常的に腕時計を愛して欲しい」をコンセプトにしている腕時計ブランド。
”MADE IN DENMARK”にこだわったブランドで、企画・デザインから製造まで行っています。また、品質へのこだわりも強く、全商品”サファイアガラス”使用で安心感があります。
北欧デザインのおしゃれな見た目だけじゃなく、品質的にも安心して長く使える腕時計ブランドです。
≪一押しモデル≫
ノードグリーン
2017年に誕生したばかりのブランド『nordgreen(ノードグリーン)』。世界的デザイナー「Jakob Wanger(ヤコブ・バウナー)」が手がけています。
『ノードグリーン』はクラウドファンディングサイト”Kickstarter”で、世界中の人びとからの支援により商品化が実現しました。
一番の特徴は、裏蓋のシリアル番号で「衛生・教育・環境」の3つの社会貢献活動から1つ選んで参加できること。素晴らしい活動です。
商品としては、ベルトが簡単に取り外せる仕様になっていて、別売りのベルトと気軽に交換できます。その日のファッションや気分でベルトを交換できるのは嬉しいですよね。
レビュー記事はこちら⇩
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公式オンラインショップもおしゃれなので一度ご覧ください⇩
≪一押しモデル≫
オバク
「禅」の思想からインスピレーションを得た腕時計ブランド。
ちなみに”クリスティアン・ミケルセン”と”ラウ・フィンハルト・ルーヘ”のデンマーク人にがすべての時計がデザインしています。
北欧デザインの「シンプルで無駄のないデザイン・品質」と、禅の「精神の均衡、安定、純粋さ、ハーモニーや自然へ一体となっている精神」が融合されています。
≪一押しモデル≫
オーレ・マティーセン
もともとの由来は1845年に誕生し、懐中時計などを「デンマーク王室」に納めていた由緒正しい時計ブランド。
クォーツショック後、スイスの時計職人の資格を持った「オーレ・マティーセン氏」が引き継いで製造を開始し現在の『オーレマティーセン』が誕生しました。
北欧デザインらしいミニマルでシンプル、長い歴史が感じられるデザインで流行りに流されずに長い間愛用できそうなモデルばかりです。
≪一押しモデル≫
ピクト
1984年に世界初の「回転ダイヤル式腕時計(一つの点と一本の線で時間を表示)」を発売。
”回転ダイヤル式腕時計”は文字じゃわかりにくいと思うので、実際の動きをYouTubeでご覧ください。(約13秒)
めちゃくちゃ面白いですよね。
≪一押しモデル≫
スカーゲン
どんな場面でも使いやすく、お手ごろな価格設定で幅広い世代に人気の腕時計ブランド。安いモデルで1万円以下~、高くても2万円前後と手が出しやすいのは嬉しいポイントです。
クロノグラフ、スモールセコンド、デュアルタイムなど幅広いモデルが揃えられていますが、どれもごちゃごちゃせずスッキリとした印象。どのモデルもプライベート用にも仕事にも使いやすいです。
多くの種類があるので、自分のお気に入りを見つけるのも楽しみの一つですよね。
≪一押しモデル≫
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スウェーデンの腕時計ブランド
カールエドモンド
ブランドコンセプトは「BE BOLD」。引用すると⇩
ドレスにスニーカーを合わせたり、誰もいなくても踊ったり、朝からケーキを食べたり… そんな自分が好きこと、自分らしいことを実践できるあなたのための時計
「誰かが着けているから」「流行しているから」ではなく、「自分らしく」「自分が好きだから」選ぶ、そんな思いが詰まっています。
真四角のスクエアケースモデルはなかなか珍しいので、個人的にちょっと気になるブランドの一つ。一押しモデルはタグホイヤーのモナコっぽくてかっこいい。
≪一押しモデル≫
シーエイチピーオー
「他とは違ったアクセサリー」がキャッチフレーズのブランド。
スタイリッシュなデザイン・薄く軽いモデルばかり揃えられていて、”肩ひじ張らず気軽に買えて気軽に着けられる”、そんなブランドです。
1万円以下のモデルがほとんどなので、気軽に選べるのも嬉しいポイントです。
≪一押しモデル≫
ダニエル・ウェリントン
ドラマで女優さんが着用しているところから爆発的に人気が出たのがこちら。
大きめの盤面にトリコロールカラーのNATOストラップが定番でしたね。今では人気はだいぶ収まってきましたが、シンプルで上品なデザインなので使いやすい腕時計には間違いなし。
≪一押しモデル≫
イノベーター
1969年、椅子作りから始まった『innovator』。
「シンプルかつ合理的なデザインであること、環境にやさしくあること、遊び心を忘れないこと」をコンセプトにもち、人と自然が良い関係で共存していく新しいスタイルを提案し続けています。
そんな理念を持つ『innovator』から、腕時計が発売されました。北欧デザインらしい飾らないシンプルデザインが魅力的なブランド。
≪一押しモデル≫
クヌートガッド
1970年代のヴィンテージウォッチからインスパイアされたテレビスクリーン型のケースが特徴的なブランド。
クラシカルなテイストを残しつつ現代的に作られたフォルムが素晴らしい。上品さとカジュアルさが絶妙でオンオフ問わず活躍しそうです。
どのモデルもユニセックスサイズ(ケースサイズ38mm)で大きすぎず小さすぎず、共有したりペアウォッチとして使えたりできます。
≪一押しモデル≫
クロナビー
見た目は普通のアナログ腕時計、でも実はハイテクなスマートウォッチ。
スマホアプリと連携して簡単操作で「メール通知、音楽再生、歩数管理など」が腕時計でできるようになります。
スマートウォッチは年々増えてきていますが、せっかくなので北欧デザインの腕時計でスマートウォッチを始めてみませんか?
≪一押しモデル≫
ラーゴムウォッチ
「シンプルさの中の美しさを」、そんなコンセプトで2017年に誕生したスウェーデン生まれの腕時計ブランド『Lagom Watches』。
”Lagom”とはスウェーデン語で「多すぎず少なすぎず、ちょうどよい」という意味。
カラーバリエーションが豊富で、”文字盤・インデックス&ケース・ベルト”の色を自分で選ぶことができます。
管理人愛用モデルのレビュー記事はこちら⇩
関連記事 【Lagom Watches】スウェーデン生まれの超シンプルな腕時計レビュー
≪一押しモデル≫

2019年11月上旬発売予定の新作「Sjöシリーズ」のレビュー記事はこちら⇩
公式HP 【LagomWatches】2019新作「Sjö」レビュー|シンプルとおしゃれの共存
モックバーグ
※レディースのみ発売
21歳の若さで起業した女性デザイナーが手掛けるブランド。
「シンプルさ・ミニマリズム・機能性」の3つのキーワードに基づいてデザインされています。余計なものはできるだけ排除したデザインは美しさも感じられます。
現在はレディースモデルのみの発売となっていますが、将来的にはメンズモデルが発売されることを楽しみに待ちたいです。
≪一押しモデル≫
ティッドウォッチ
TIDとはスウェーデン語で「時間」を意味し、時を経ても変わらない本物の価値ある商品を提供することを目指しているブランド。
腕時計本体とベルトは別売りになっていて、それぞれ自分の好みで選べます。(Amazonでは決まった組み合わせっぽいですが…)
腕時計のサイズは3種類(33mm、36mm、38mm)あり、それぞれに同じベルトが装着可能。夫婦でサイズ違いを買ってベルトだけを共有することもできますね。
同じ時計でも、毎日飽きずに着けられる工夫がされているのは嬉しいですよね。
≪一押しモデル≫
タイムスタジオストックホルム
視認性のよさとグラフィカルな文字盤が特徴のブランド。
時間をわかりやすく認識させてくれるだけでなく、視覚的にも楽しませてくれる魅力を持ち合わせ、普段使いにぴったりです。
※2018/8/19現在
購入できる店舗を見つけられませんでした。タイミングが良ければ、ヤフオク・メルカリなどのオークションにもしかしたら出品されているかもしれません。
トリワ
北欧腕時計ブランドの中では知名度は高く、手の出しやすい価格帯とおしゃれなデザインから幅広い世代に人気のブランドの一つです。腕時計の他にもファッション小物も揃えています。
ちなみにブランド名の「TRIWA」は“Transforming the Industry of Watches” から付けられています。
おしゃれかつかっこいいクロノグラフモデルが豊富で、他にはなかなかない絶妙なカラーリングが魅力的です。
≪一押しモデル≫
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ヴォイド
2008年誕生したまだ歴史の浅い新鋭ブランド。
コンセプトは以下引用⇩
所有も支配もできず、計測することしかできない「時間」という概念。
それを銀河が全く存在しない宇宙空間<ヴォイド>に例えて、
新たな時間の捉え方を提案します。
なんかおしゃれ。
デザインは北欧ブランドらしいミニマルでシンプルなデザインで繊細さが感じられます。
≪一押しモデル≫
フィンランドの腕時計ブランド
スント
アウトドアやスポーツシーンで活躍する腕時計を発売しているブランド。
液体封入型のコンパスの他にダイビングなどのスポーツ用や軍用の計測機器、心拍計などの機能を持つ多機能型腕時計を生産。
大きめの文字盤が迫力満点で、スポーツをやっていない場面でも腕時計に存在感を出したい方はいいかもしれませんね。
≪一押しモデル≫
北欧腕時計ブランド一覧まとめ
北欧の腕時計ブランドを国別に紹介しました。
どのブランドも基本的には「ミニマルでシンプルなデザイン」でした。
でも、全部が一緒ってわけではなく、それぞれの個性やオリジナリティが出ていて面白かったです。
ぜひあなたにあったブランドを見つけてお気に入りの1品を手に入れてください。
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